研究授業の振り返りや授業診断のためのアプリケーション
記憶と印象に頼った振り返りだけでは、研究授業の成果は望めません。ビデオを活用し、学校の教育目標に合わせた診断項目(ルーブリック)を使って授業分析を行うことで、事実に基づいた、納得できる教員研修を行うことができます。
特に個性的な教育を追求する私立の学校、また多様なバックグラウンドを持つ生徒が多いインターナショナル・スクールの教員研修には最適なソリューションです。
現職教員の成長支援におけるVosaicの活用例
Vosaicの技術的な基盤はCOPPA(児童オンラインプライバシー保護法)、FERPA(家族の教育権利とプライバシー法)、HIPAA(医療保険の相互運用性と説明責任に関する法律)に準拠して設計されています。またデータの機密性と安全性を維持するように設計されているため、安心してご利用になれます。
世界中の学校からの信頼
Vosaicのワークフロー
1.フィードバックフォームの
作成
授業分析のためのフォームを作成します。Danielsonや期間記録・相互作用といったフレームワークに基づいて作成することも、独自に作成することもできます。
2.ビデオのアップロード、
録画、タグ付け
お手持ちのデバイスを使用して、ビデオをアップロードまたは録画します。録画中や録画後に、作成したフォームを使用して、重要な瞬間(モーメント)を記録します(マークアップ)。
3.コメントと共有
タイムライン上に記録したモーメントには、フィードバックや意見交換のためのコメントを追加できます。タグ付けしたビデオを他のメンバーと共有して、レビューすることもできます。
教員の指導力向上を映像分析でサポート
よい授業づくりや指導力の向上には、模擬授業や研究授業の後に的確な「評価と振り返り」を行い、それを踏まえた改善策が必要です。Vosaicによる授業分析は、観察者の主観を映像とデータという客観的事実で補完し、振り返りを充実させます。
「Vosaicを使えば、自分の授業の改善したい部分が明確になります。指導担当教員としての私の役割は、各教員の目標に沿った評価項目のフォームを作成し、録画と同時にそのフォームを使ってビデオをマークアップするだけです。」
マット・リンネ
Prytle小学校 指導担当教員(ネブラスカ州リンカーン)
ICT機器を活用した新しい演習授業
授業診断による授業の質の向上・改善
健康を保つために健康診断が必要なように、「授業診断」は健全な授業運営を導きます。
橘図書教材がRTF教育ラボと共同で開発した「授業力向上 授業診断コンサルティングサービス with Vosaic」は、それぞれの学校が理想とする授業の姿をVosaicの診断項目に具体化し、熟練診断者の目と合わせて、質・量の両面から診断します。それによって見えない「授業力」が可視化され、改善への道筋が明らかになります。
地域全体での教員の指導力のレベルアップを図りたい教育委員会の方、学校内での授業研究の取り組みを加速させたい学校関係者の皆様、その第一歩として、ぜひ「授業診断」を活用した教員研修を検討なさってみてはいかがでしょうか。
「Vosaicでビデオをレビューして初めて、文字だけで記録していた評価表に偏りがあったことがわかりました。私の目には、自分があらかじめ探していたことしか見えていなかったのです。他の大事な行動の多くを見過していました。」
ケビン・チック
セント・コロンバ プレK-8スクール校長(コロラド州デュランゴ)