医療教育でのVosaicの活用方法の一例を解説したビデオを作成しました。

シミュレーション教育や緊急医療教育などにおいて、映像を使った振り返りを、簡単な機材で効率よく実現できます。

ナレーション

患者安全の確保は、医療現場における最も重要な課題の一つです。

アメリカのある調査によれば、重大医療事故の原因の7割が「コミュニケーションのエラー」にあると報告されています。わずかな確認ミスやスタッフ間の認識のずれが、重大事故を招きうるのです。

コミュニケーションやチームワークの改善に有効な方法の1つが、緊急医療場面をシミュレーションしたトレーニングです。
しかし、せっかくシミュレーションを行ったとしても、時間や機材などの制約で十分な振り返りが行われないと、期待される学習効果は得られません。

それを解決する方法が、映像の活用です。教育向けに開発されたクラウド型の映像分析ソフト「Vosaic」は、映像による振り返りを簡単に行うことができるツールです。

特徴は3点です。講習の目的に沿った視点で評価できること、映像の中の大事なポイントをすぐに再生できること、そして指導者と受講者のコミュニケーションを促進できることです。

評価の項目は自由に作ることができます。既に存在するプロトコルを使うことも、施設や講習の目的に合わせて、独自の評価項目をデザインすることも自由です。

映像を見ながら、振り返りで使いたい大事なポイントでボタンを押します。タイムライン上に目印(モーメント)が記録されます。デブリーフィングの際、このモーメントの部分だけを素早く再生することができます。

モーメントには文字、または映像でコメントをつけることができます。改善が必要な箇所について、指導者と受講者が双方向のコミュニケーションを行うことができます。

映像を活用した客観性のあるフィードバックによって学習効果が高まり、指導者と受講者が共感して成長へと進むサイクルが始まります。

[ Provided by Vosaic ]