この記事はVosaic.comの記事「Why is Measuring Student Talk Important?」を翻訳したものです。(画像とも)。
(前編から続く)
生徒の授業中の発言を促す6つの方法(続き)
3. オープンディスカッションの時間を増やす
オープンディスカッションの時間を定期的に設けることで、どの程度コミュニケーションをとるべきか、生徒の期待感を形成できます。毎回でなくとも、ほとんどの授業でオープンディスカッションが行われることを期待するようになれば、自分の意見を伝えられるという期待で、より積極的に参加するようになるかもしれません。
4. オープンクエスチョンを使う
生徒からより多くの言葉を引き出すには、「はい、いいえ」のような一言で答えられるような質問は避けましょう。生徒の回答が少し短くて不十分な場合は、”どうしてそう考えるの?” や “もう少し詳しく聞かせて” といった質問を追加してみてください。
5. 参加の質を高める機会を与える
重要なことは参加の質であるため、生徒が考えられる余裕を作りましょう。そうすれば、生徒は自信を持って自分の考えを伝えることができますし、いつも手を挙げている数人の学生だけに声をかけることも避けられます。そのためには、まず回答を書いてもらったり、クラス全体に伝える前に友人と考えを共有させたりすることが有効です。
6. 質問に答えるまでの時間に余裕を持つ
気まずい沈黙を好む教師はいませんが、生徒はもっと嫌います。生徒から答えを引き出そうとする前に、じっくり時間をかけましょう。最後の手段としては、指定された数の生徒が自分の考えを発表するように求めることです。次のようなスクリプトが考えられます。
「あと3人の意見を聞いてから、同意するかどうか決めましょう。」
すでに指名している生徒がいる場合は、教師自身が答えてしまったり、他の生徒に移ったりすることは控えましょう。
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分担翻訳:スポーツパフォーマンス分析入門(株式会社大修館書店)
著 書:スポーツパフォーマンス分析への招待(有限会社ブックハウス・エイチディ)